いつか起こるかもしれない自然災害に対して、大切なマイホームを守るための保険や共済に加入していますか?
兵庫県では、あらゆる自然災害に対応している「兵庫県住宅再建共済制度」が設けられています。
そこで今回は、あなたのマイホームを守るために加入しておきたい、兵庫県の共済について紹介します。
兵庫県の条例に基づいた兵庫県住宅再建共済制度とは?
兵庫県内でマイホームを持つ予定がある方、すでに戸建てに住んでいる方におすすめなのが、兵庫県住宅再建共済制度です。
ここでは、概要と共済ができたきっかけについて紹介します。
<フェニックス共済の概要>
兵庫県住宅再建共済制度は、フェニックス共済と呼ばれることが多く、これは兵庫県の条例に基づいて実施される制度です。
フェニックス共済では、地震・津波・風水害・豪雪・竜巻などのあらゆる自然災害を対象としており、地震保険や他の共済に加入していても加入ができ給付が受けられます。
住宅の築年数、構造、規模などに関係なく定額負担であり、定額の給付であることが特徴です。
<フェニックス共済ができたきっかけ>
平成7年(1995年)に発生した、阪神・淡路大震災では、多くの人が住宅に被害を受けました。
再建に多額の資金が必要となったり二重ローンの被害にあったりした方がいた教訓を踏まえて、共済加入者が助け合う仕組みとして、平成17年(2005年)に創設されたのです。
この震災を教訓としたものはフェニックス共済以外にも存在しており、被災者生活再建支援法の成立や、耐震改修促進法などが施行され、日本全体で被災者の支援や住宅のあり方を考えるきっかけにもなりました。
フェニックス共済の共済負担金は年額5,000円の定額である
住宅再建救済制度は、概要でも説明をしたとおり、住宅の規模や構造に関係なく年額5,000円の負担で、半壊以上の住宅の再建に対して、最大600万円が給付されます。
これに加えて、一部損壊特約では年額500円の共済負担金で、一部損壊(損害割合10%以上20%未満)の住宅の補修に対して、最大25万円が給付されるものがあります。
住宅以外にも、家財再建共済制度が設けられており、年額1,500円の共済負担金で、半壊以上または床上浸水に対して、最大50万円が給付されるので、あわせて加入をしておくと、より安心できるでしょう。
フェニックス共済の加入は、インターネットもしくは公益財団法人兵庫県住宅再建共済基金への問い合わせによりできるので、検討してみてくださいね。
まとめ
兵庫県住宅再建共済制度、いわゆるフェニックス共済は、自然災害で被災した住まいの補修に備える制度です。
日本国内においては、南海トラフ地震の可能性も示唆されており、今後ますます自然災害への備えが必要となるでしょう。
万が一の災害が起こる前に、マイホームと大切な家族を守るためフェニックス共済への加入を検討してみてはいかがでしょうか?
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