明石市政策局政策室がおこなう「まちづくり市民意識調査」は、まちづくりの進捗状況を把握し、今後の施策展開に生かしていくため、施策に対する市民の満足度や意識について調べるものです。
この調査は、2012年(平成24年)より複数回実施されており、無作為に抽出した18歳以上の明石市民5,000人に調査票を郵送しています。
この記事では、明石市のまちづくり市民意識調査の結果や傾向についてご紹介します。
「まちづくり市民意識調査」でわかった明石市の満足度
2020年時点で最新の調査結果は、2019年(令和元年)に行われたものです。
ここでは、2019年度の調査結果をもとに、市民の意識や行動について解説します。
<明石市の満足度は年々上昇>
2019年度の調査では街への愛着・住みやすさについて、明石市民の90%以上の人が満足しています。
「明石のまちに愛着を感じる人の割合」の項目において、2009年度・2012年度・2014年度の調査では、いずれも80%台だった満足度が、2019年度では90.8%まで上昇し、目標値である85%を超えてきました。
「住みやすいと思う人の割合」では、2009年度・2012年度・2014年度の調査では、83%台だったものの、2019年には91.2%となり、市民の多くが住みやすさを感じています。
<子育て世代にも住みやすい街>
市の取り組みについては、明石市の「こどもを核としたまちづくり」の推進により、子育て環境の充実が高く評価されています。
子育て環境においては、前回調査の2014年度の結果では26.8%でしたが、2019年度では59.9%と約6割の方が充実していると回答。
さらに、5年以内に明石市へ転入した人では72.1%の人が充実していると回答し、明石市の子育て環境がよいことがわかります。
明石市民はどんな人が転入しているのか
もっとも多い転入のきっかけが、結婚のためと回答する人で23.3%でした。
次点で、就職・転職・転勤のためと回答する人が22.9%で、この2つのきっかけを回答した方が5割弱を占めていることがわかります。
結婚や子育てをする世代や働き盛りの世代が明石市に転入することで活気が生まれ、今以上に子育て環境の充実や利便性の高いまちづくりが期待できるかもしれませんね。
また、明石市に転入先する際に決め手となった住環境についての設問では、子育て支援に関する施策が充実していることを挙げた人が18.2%と結果が出ています。
この結果から、明石市が子育てしやすい環境であると認知されていることがわかります。
まとめ
明石市は、兵庫県のなかでも特に市民に愛されている街のひとつです。
長年住んでいる人にも、結婚や就職を機に転入してきた人にもやさしく、多くの人が満足感を得ています。
高齢者支援や交通網の構築については、まだまだ課題はあるとはいえますが、様々な項目について目標を達成してきた明石市には、今後の発展も期待できそうです。
よりよい環境で子育てしたい方や、兵庫県内に住むことをお考えの方は、明石市への引越しを考えてみるとよいかもしれません。
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