家族が集まるリビングは、一戸建て住宅の場合、1階に設けるのがポピュラーです。
しかし、住まいの敷地やお隣との距離などをふまえて、2階をリビングにしようかと考えている人もいるでしょう。
ここでは、そんな人に向けて2階をリビングにするメリットやデメリット、注意点などをご紹介します。
一戸建て住宅でリビングを2階にするメリットは?
一戸建て住宅の2階にリビングを設ける場合、いくつかのメリットがあります。
たとえば、1階をリビングにするよりも、天井を高く取れること。
敷地が限られている場合は、特に広々とした印象をつくりやすいのでおすすめです。
2階にバルコニーがあれば、お隣さんや前を通りかかった人の何気ない視線も気になりにくいでしょう。
リビングからバルコニーへと続く空間もつくりやすく、ロフトや屋根裏部屋を活用しやすいのも大きなメリット。
さらに、2階をリビングにすることで1階はおのずと個室が増えて柱の数が多くなるため、土台がしっかりして耐震性が高まるといった隠れたメリットも存在します。
一戸建て住宅でリビングを2階にするときのデメリットや注意点は?
デメリットは、まず階段の昇り降りが大変だということ。
階段を上がるのがネックとなって家族のコミュニケーションが減ってしまう可能性があるのは、代表的なデメリットといえるでしょう。
子ども部屋を2階にしてリビングを通らないといけない仕組みをつくるなど、間取りの工夫をすると良いかもしれません。
また、お客さんが来たとき、宅配便の荷物が届いたとき、キッチンに用事があるときなど、いちいち1階に行くのが面倒と感じることも。
暖かい空気は上にたまるため、夏場に暑くなりやすいのもデメリットの1つです。
また、注意点もいくつかあります。
まず、防犯面に気を配る必要があるということ。
2階に家族が集まりがちになるため、1階の窓にシャッターを設置するなど、防犯面での対策は必須になるでしょう。
子どもが小さい場合は、窓や階段から落ちて大きなケガなどをしないよう、ベビーガードなどで対処しましょう。
まとめ
デメリットや注意点もありますが、一戸建て住宅の2階をリビングにすると、たくさんのメリットがあります。
特に、人の視線を感じにくく開放感があるというのは、1階リビングにはない大きなメリットでしょう。
防犯面や安全面のデメリットや注意点もふまえて、前向きに2階リビングを検討してみてくださいね。
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