兵庫県明石市の明石公園内にある明石城は、2019年で築城400年を迎えました。
それを記念して、3月23日~11月30日までさまざまなイベントが開催されていますが、9月には明石城をバックにした臨場感たっぷりの狂言、能を楽しめる「明石薪能」などが行われます。
そこで、そんな明石城築城400周年記念事業の9月のイベントの概要や見どころなどをご紹介致します。
明石市近隣でのお出かけ先を探している人は、ぜひチェックしてみてください。
明石城築城400周年記念事業の9月のイベントとは?
明石城では、明石城築城400周年記念事業として、さまざまなイベントが行われています。
9月30日まで幻想的なライトアップが行われるほか、公園内カフェのビアガーデンでは特別メニューも提供されますので、晩夏の夜のお散歩にぜひお出かけしてみてください。
また、9月13日には「明石城観月会」として和楽器の演奏や雅楽が催されるほか、9月16日には「二見 MUSIC NIGHT 2019 in 御厨神社」が開催され、ステージイベントや出店ブースなどが楽しめます。
さらに9月28日には、臨場感たっぷりの「明石薪能」も開催されます。
特に「明石薪能」は、明石城をバックに、かがり火が焚かれた組立式の能舞台で狂言、能を楽しむことができる迫力のあるステージです。
開園は17:30からですが、16:00から「こども仕舞」も上演されますので要チェックです。
チケット代は前売り券が2500円、当日券が3000円です。
高校生以下は前売り券・当日券ともに1000円ですので、子どもに日本の伝統芸能に触れてほしいという方にもぴったりです。
全席自由席なので、早めに行かれることをおすすめします。
明石城築城400周年記念事業の9月のイベント・明石薪能の見どころは?
9月の明石城築城400周年記念事業の見どころは、前述したとおり、やはり明石城をバックに上演される明石薪能です。
演目は、狂言「蚊相撲」、能「船弁慶」になります。
蚊相撲のあらすじは、ある大名が相撲取りを雇おうと、相撲自慢を連れてこさせ、さっそく腕試しを行うが、その相手はなんと蚊の精だと気づき、ある行動を取る……というお話です。
一方で、船弁慶は蚊相撲よりもシリアスなあらすじで、鎌倉から追われる身となった源義経が、弁慶や白拍子の静御前とともに船に乗ったところ、突如として荒れ狂う波の上に、平家一門の亡霊が現れて……といったお話です。
美しい白拍子と亡霊という対比が織りなす舞と、嵐の中の船の棹さばきが、特に見どころです。
煌々と燃えるかがり火の中で行われる2つの演目は、能や狂言が初めてだという人も楽しめることでしょう。
まとめ
明石市の明石城では、明石城築城400周年記念事業の期間中さまざまなイベントが行われますが、9月は明石薪能などが開催される予定です。
かがり火の中、明石城を背景に上演される能や狂言は、気軽に日本の伝統芸能を楽しめる絶好のチャンスですので、ぜひ足を運ばれてみてはいかかでしょうか?
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